1.さらさひらひら
composed by Machiko, 田中久美, 平原雅啓
さらさ☆ひらにとって初のオリジナル楽曲。更紗布がひらひらとひらめく情景を描きました。冒頭の7拍子は、「さらさ・ひらひら」と数えるとか、数えないとか。和の情緒を帯びたメロディとメンバーそれぞれが培ってきたジャンルの音楽が融合した作品となりました。
2.i’m likin’ it
composed by 森川敏行
某ファーストフード店で聞き覚えのある標語、フレーズ、環境音。作曲者には、ポテトが揚げ上がったのを知らせる機械の音が「できた、できた、ポテト、できた」に聞こえるらしく、そこからインスピレーションを受けて、16ビートの軽快な楽曲に仕上がりました。
※タイトルは標語を捩(もじ)っているので、文法的には間違っています。
3.Palma de Mallorca -Bossa ver.-
composed by 森川敏行
さらさのオリジナル楽曲をスローボッサにリアレンジ。4人がスペインの快活な町から、リゾート地に移動して、のんびりと過ごしているイメージに。
4.Bach meets the Fox Hunters set
Six Suites for Solo Cello No.1 in G major
1. Prelude + The Foxhunters(reel)
Partita for Solo Violin No. 3 in E major
1. Prelude + The Foxhunter(slip jig)
composed by J.S.Bach & Irish Tunes
バッハ作曲 無伴奏チェロ組曲と無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータをそれぞれIrish TuneのThe Foxhunterと組み合わせてアレンジ。
5.Pizzicato
composed by C.P.L. Delibes
バレエ組曲「シルヴィア」の第3曲。タイトル通り弦楽器のピチカート奏法による音楽をヴァイオリンとハープでメロディが掛け合うようにアレンジ。ギターのジプシーボレロのバッキングとパーカッションのアレンジでコミカルに仕上がりました。
6.Liebesleid
composed by F. Kreisler
ヴァイオリンとピアノのための楽曲「愛の悲しみ」をジプシージャズのポンプ(ギターバッキング)を土台にアレンジ。アコーディオンの代わりに鍵盤ハーモニカを入れています。
7.Portopia Swing
composed by Machiko
さらさではボツになっていた曲が復活。ジャケット写真を撮影した呉ポートピアパーク(広島)のイメージにあっていたので「ポートピア」をタイトルに付けました。
ポートピア=「Port(港)」+「Utopia(ユートピア)」の造語。
8.M’s Favorite set
Carolan’s Quarrel with the Landlady(O’Carolan)
The Star above the Garter(slide)
Banish Misfortune(jig)
The Rattlin’ Bog(polka)
Machikoが2023年の夏にアイルランドで習った曲や好きな曲を集めたアイリッシュセット。コンサーティーナのエアーから始まり、美しいメロディのslideはゆったりしたテンポに、jigはギターとバウロン、そしてユニゾンのみというアイリッシュスタイルに、polkaはリズムを変えて遊び心あるアレンジに仕上がりました。
9.M’s Samba
composed by 森川敏行
ブラジル生まれのタンバリンのような形状の打楽器、パンデイロのロール奏法が癖になる曲。超絶ユニゾンにもご注意!!
10.Swallow’s Turning -さらさ☆ひら ver.-
composed by Machiko
4人でも演奏する機会の多かったこの曲を収録。ヴァイオリンやウィンドチャイムでつばめが上空を旋回している情景がより印象強くなりました。
11.ととのう
composed by 森川敏行
「整う」は調和がとれた、理想の状態にまとまったという意味。サウナ用語にも「サウナ-水風呂-休憩」を3セット繰り返すことで訪れる、トランス・リラックス状態の意味もあり、Gt-Hp-Vnと連なっていくメロディからサビに抜ける瞬間に「ととのう」状態を感じてください。何度もリハーサルやコンサートを重ね、アルバム全体、各曲のアレンジがしっかりと「ととのい」、アルバムの締めくくりにふさわしい楽曲に仕上がりました。
|